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海外サッカー 9か月前

圧倒的センス! ユベントス歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)

ユベントスで活躍したミラレム・ピャニッチ
【写真:Getty Images】


生年月日:1990年4月2日
ユベントス所属時期:2016年〜2020年
ユベントス通算成績:178試合22得点41アシスト

 2016年にローマからやってきたミラレム・ピャニッチは、ユベントスで4シーズン続けてセリエA優勝を達成した。加入1年目からリーグ戦で毎シーズン30試合以上に出場してチームをけん引している。

 すでにローマで実力を示していたピャニッチは、2016年に3200万ユーロ(約45億円)の移籍金でユベントスへ加入した。視線を高く保つピャニッチは、常にピッチ全体の状況を把握しており、正確無比な右足で得点に直結する一撃必殺のパスを繰り出し、何度もゴールをお膳立てしている。2016/17シーズンはリーグ戦で10アシストするなど、コンスタントにゴールに絡んだ。

 また、右足の正確さはセットプレーでも強力な武器となった。相手が長いパスを警戒して詰めてきた途端にドリブルに切り替える判断力にも長けており、ユベントスの攻撃の頭脳としてフル回転。チームに欠かせない選手だった。

 2020年夏にバルセロナへ移籍したピャニッチは、イタリアを離れてから振るわなかったものの、ユベントス時代はリーグを代表するMFの一人だった。

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