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日本代表 8か月前

最高額は誰だ! 23/24夏、日本人移籍金ランキング1〜10位。トップに立ったのは?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:遠藤航

リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日
移籍先:シュトゥットガルト→リバプール
移籍金:2000万ユーロ(約28億円)
22/23リーグ戦成績:33試合5得点5アシスト

 1位にランクインしたのは移籍金2000万ユーロ(約28億円)でブンデスリーガのシュトゥットガルトからプレミアリーグのリバプールへ移籍したMF遠藤航だ。23年6月に日本代表の新主将に就任したが、クラブでは前所属のシュトゥットガルトでキャプテンとしてリーダーシップを発揮してきた実績を持つ。

 主に守備的MFとしてプレーし、ブンデスリーガでは20/21シーズンから2年連続でデュエル王に輝くなど対人戦の強さが大きな武器だ。また、22/23シーズンは33試合に先発出場して5得点5アシストを記録。シーズン終盤にはシュトゥットガルトを降格から救うゴールを決めるなど、ここぞという場面で発揮される得点力で攻守に渡ってチームに貢献している。

 また、日本代表の中盤に安定と守備力もたらす存在であり、先日行われたドイツ戦ではタックル4回成功、インターセプト2回、デュエル勝利数13回中7回(データサイト『Sofascore』を参照)のスタッツを残してドイツ撃破に貢献。続くトルコ戦では、3-2とトルコに追いつかれそうになった危険な状況で途中投入されると、中盤に落ち着きをもたらす存在として試合を引き締めた。

 ここまでクラブで公式戦442試合出場、日本代表として52試合に出場する遠藤。移籍決定が開幕直前で、リバプールでのプレシーズンマッチやトレーニングキャンプを経験していないためチームへのフィットにまだ時間がかかりそうだ。しかし、中盤に若い選手が多いリバプールにおいて、経験と守備力を持つ遠藤は貴重な存在となるだろう。

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【了】

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