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「失望した」。久保建英が躍動も、不運のゴール取り消しに逆転負け…。スペイン人記者が惜しむ

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



久保建英、幻のスーパーゴールも見せたが…

 レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英は、現地時間17日のレアル・マドリード戦に先発出場したが、ゴールを決めることはできなかった。久保のプレーはスペインで評判になっているが、スペイン紙『AS』のロベルト・ラマジョ記者は「失望した」と記しながら、久保への期待度の高さを示している。



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 久保は5分にFWアンデル・バレネチェアにゴールにつながるパスを供給したほか、11分には自らカットインしてゴール中央から強烈なミドルシュートを放ち、ボールをゴール左に突き刺した。スーパーゴールを決めたかにも見えたが、FWミケル・オヤルサバルがオフサイドを取られ、得点は取り消しとなっている。

 レアル・ソシエダは前半を1−0で折り返したが、後半に失点し1−2の逆転負けを喫している。ラマジョ記者は『AS』で「久保への失望」と見出しを打った。

 本文でも「試合後に失望を感じた」と告げた一方で、「レアル・ソシエダの姿勢に対する失望ではない」と念押し。「結果に対する失望だ」と明かした。

 レアル・ソシエダについては「最初の15分は素晴らしかった。最初の30分は非常に勇敢だった」と評価。久保に関しても「サンティアゴ・ベルナベウで、世界のトッププレーヤーであることを全世界に示した」と評価した。

 一方「レアル・ソシエダの姿勢は誇るべきものだったが、ポイントを獲得するには十分ではなく、改善する必要がある」と指摘。DFアマリ・トラオレ、DFロビン・ル・ノルマンらの課題を挙げた。

 同記者は「レアル・ソシエダは失望を胸に敵地から帰ることになった。久保建英に向けられた失望だった」と結び、久保の活躍が結果につながらなかったことを惜しんでいる。

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