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サカは向いてない? アーセナルのPKキッカー問題を海外メディアが指摘「反感を買うリスク」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アルテタ監督
【写真:Getty Images】



アルテタ監督、2つのPKを違う選手に任せる

 アーセナルは現地時間9月30日、プレミアリーグ第7節でボーンマスと戦い、4−0の大勝を収めた。4ゴールのうち2ゴールはPKによるものだったが、それぞれ違う選手がキッカーを務めた。『eurosport』英語版は、ミケル・アルテタ監督が見せたPKを巡る采配について「注視すべき点」だと指摘している。



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 アルテタ監督はこの日、44分のPKをマルティン・ウーデゴールに任せた一方で、53分に得たPKはMFカイ・ハフェルツに蹴らせた。

 『eurosport』は「アルテタ監督がGKをローテーションさせることを望んでいるのは知られているが、その欲求はPKにも同じことがいえるようだ」と指摘した。

 その上で、24日にホームで行われた前節・トッテナム戦のPKキッカーをFWブカヨ・サカが務めたことを取り上げた。第7節までにウーデゴール、サカともにPKを2回決めている。

 同メディアは、敵地のボーンマス戦でサカがPK起用されなかったことに注目。「従来の常識では、最も得意なキッカーに常に責任を持たせたいが、アルテタ監督はサカの気質が敵地でのPKには向かないと考えているのかもしれない」とみている。

 「あるいは、どちらが優れているのか確信が持てずローテーションしているのかもしれない」とも分析した。

 PKキッカーについて「いずれにせよ、シーズンの進行とともに注視すべき点」とした同メディアは「GKに関する考え方と同様に、何か問題が起きれば反感を買うリスクがある」と危惧した。

 この試合の2つ目のPKはハフェルツが成功させたが、同メディアは「何よりもクラブ初ゴールを決めることを重要視したもの」だったと論評している。

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【了】

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