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久保建英の市場価値、1年で急上昇

　レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の市場価値が、約1年で大幅に上昇したようだ。同選手の現在の市場価値は同クラブのスペイン代表MFミケル・メリーノに匹敵する5000万ユーロ（約79億円）であると、スペインのラジオ局『カデーナ・セール』が報じている。

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　久保は古巣のレアル・マドリードでは1試合も出場できず、マジョルカやビジャレアル、ヘタフェなどへのレンタル移籍を繰り返した。そして、2022年7月にソシエダへ完全移籍すると、昨季は公式戦44試合に出場し9得点9アシストを記録。ソシエダで地位を確立すると、今季は2年連続の開幕戦ゴールで好スタートを切り、これまでに公式戦10試合で5得点2アシストをマークしている。この活躍によって、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドから関心を示されるようになった。

　同メディアによると、久保がソシエダに移籍した時点の市場価値は900万ユーロ（約14億2000万円）だったという。それが現在は5000万ユーロに急上昇しており、同選手の以前の最高額である3000万ユーロ（約47億4000万円）を大幅に更新したようだ。以前の最高額は、同選手がレアル・マドリードからビジャレアルへレンタル移籍した時に記録していた。5000万ユーロは世界で87位、ラ・リーガでは14位、右ウイングに限ると世界で10位の市場価値となる。これを踏まえ、同メディアは「ソシエダに加入して以来の彼の目覚ましい進化と将来性を明らかに物語っている」と評価した。