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【写真：Getty Images】

久保建英、チュニジア代表戦における全2ゴールに絡む活躍

　サッカー日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦し、2−0で勝利した。この試合で右サイドDFとして先発出場した菅原由勢は、90分間攻守に躍動し続けた。鋭い攻め上がりからシュートもいくつか放ち、チャンスメイクだけでなく得点の匂いを感じさせる場面もあった。

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　日本の先制点は43分に生まれる。守田英正がセンターサークル内でボールを受けると、前を走る久保にパスを繋ぐ。すると久保が、相手のチャージを受けながら旗手怜央にボールを渡した。旗手が右サイドの伊東純也に送ろうとするも、ボールはペナルティエリア内へこぼれる。これに古橋亨梧が反応し、相手GKとの1対1を制してゴールを決めた。

　試合後、同選手は13日のカナダ戦も含めた今回の親善試合について次のように述べている。「1年前は苦戦した相手ですが、こうやって2試合とも結果を残せたことは代表の1年間の成長がそのまま出ていると思います」

　また、自身も身を置く2列目の競争については厳しい見通しを語った。「以前も日本代表には良いメンバーがいましたが、現チームの2列目はあまり過去に（例を）見ないレベルにあるのではないでしょうか。実力が確かな選手ばかりで厳しいですね」

「中村（敬斗）選手は途中で怪我しちゃいましたけど、しっかり結果を残しました。本来のポジションではない旗手選手も結果を出しましたし、伊東選手も点を取って…。（伊東は）僕からするとわかりやすい特徴を持った選手なので、一緒にプレーするのが簡単ですね」

　なお、自身のプレーエリアについては「今日（チュニジア戦）の内容であればトップ下が適切なポジションだと思う」と語った。「僕がトップ下にいて、右に伊東選手がいるっていう方が相手から見ると脅威なのかなと」

「僕が中にいたほうが、チームのためにもなるかと思います」
　　
（取材：元川悦子、構成：編集部）