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海外サッカー 7か月前

日本人選手も登場! サッカー選手市場価値アップ額ランキング11~15位【23/24最新版】

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:久保建英(レアル・ソシエダ/日本代表)

レアル・ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年6月4日
市場価値の増加額:3800万ユーロ(約53.2億円/316.7%UP)
市場価値の変動:1200万ユーロ(約16.8億円)→5000万ユーロ(約70億円)
23/24リーグ戦成績:8試合5得点2アシスト

 日本が世界に誇るMF、久保建英が14位にランクインした。2023年だけで市場価値を3800万ユーロ(約53.2億円)も上昇させている。

 少年時代から注目を浴び続けた久保は、レアル・マドリードからのレンタルで複数クラブを渡り歩いたものの、なかなかブレイクできずにいた。しかし、2022年夏に完全移籍でレアル・ソシエダに加入すると、2022/23シーズンの後半戦で完全に開花。その勢いは今季に入ってさらに加速しており、ここまでリーグ戦8試合で5得点2アシストを記録し、9月のラ・リーガ月間最優秀選手にも選ばれた。

 今年に入って飛躍した久保は、1200万ユーロ(約16.8億円)だった市場価値が5000万ユーロ(約70億円)まで急上昇。増加額の割合は316.7%という驚異的な数字となっている。

 久保は完全移籍でソシエダに加わったが、この活躍によりレアル復帰の噂が浮上している。ソシエダのホキン・アペリバイ会長は先日、記者会見で「彼の権利は我々が100%持っており、彼を放出するかどうかの判断は我々次第だ」と語り、「クラブは彼に満足しており、彼もクラブに満足していると思う。長くここにいてほしいし、そうなると願っている」と述べていた。

 レアルから650万ユーロ(約9.1億円)で獲得した久保の価値がどこまで高くなるのか。ソシエダにとって久保は、戦力としてだけでなく、財政的な意味でも大きな補強となっている。

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