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イタリア代表は「再建に成功」? W杯予選敗退から1年、スパレッティ監督就任後の現地評価は?

text by 編集部 photo by Getty Images

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イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ

【写真:Getty Images】



次節のウクライナ代表戦に引き分け以上でユーロ2024予選通過が決定するイタリア代表

 現地時間17日、サッカーイタリア代表はユーロ2024(欧州選手権)予選グループC第9節にて北マケドニア代表と対戦し、5-2で勝利した。試合後、イタリアメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、指揮官であるルチアーノ・スパレッティの手腕を称えた上で予選突破を楽観視している。



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 第5節、イタリア代表はアウェイの地で北マケドニアと対戦し、1-1で引き分けた。第9節の前までイタリア代表はグループCの3位につけていたが、今回の試合結果により現在はウクライナ代表をかわし、2位に浮上。これにより、同国代表はユーロ2024の本選にストレートインできる可能性が高まっている。

 次節のウクライナ戦で引き分け以上であれば、イタリア代表のユーロ2024への出場が決定する。これを受け、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はスパレッティの代表監督就任以降の成績を評価し、次のように述べている。

「(9月に任についてから)これまでの5試合で10得点を挙げ、3勝1分1敗という成績を記録していることは称賛されるべきだろう。それだけでなく、同氏はベテランと若手を上手く組み合わせてチームの再建にも成功し、ゲームに確実性をもたらしている」

 また、同メディアは20日のウクライナ代表戦について「楽観的な気持ちでレバークーゼンへ向かえる」と語り、イタリア代表のチーム力をこう分析している。

「イングランド代表と比べると成長の余地があるが、今のイタリア代表は技術的にも選手の市場価値でもウクライナ代表を打ち負かすには十分だ。もちろん金額は試合結果に直接関係するものではないが、その数字には何らかの意味があるはずで、アズーリは市場価値においてウクライナ代表を大きく上回っている」

 なお、イタリア代表はカタールW杯のヨーロッパ予選のプレーオフで、選手の市場価値に大きく差のある北マケドニア代表に敗北し、本選出場を逃している。

【了】

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