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セリエA 4か月前

ユベントス史上最強!伝説の英雄5人。輝かしい歴史を作り上げた偉大なカリスマたち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1974年11月9日
在籍期間:1993年7月~2012年7月
通算成績 :705試合290得点172アシスト
主な獲得タイトル:セリエA(6回)、コッパ・イタリア(1回)、スーペコッパ・イタリアーナ(4回)、UEFAチャンピオンズリーグ(1回)、UEFAスーパーカップ(1回)、FIFAクラブワールドカップ(1回)

 ユベントスという世界最高峰のクラブを語る上で、最も重要な選手がいる。それがアレッサンドロ・デル・ピエロだ。在籍19年間で残した705試合290得点172アシストという記録は全てが歴代最多。華麗なテクニックで世界中を魅了したデル・ピエロのプレーは、イタリアの偉大な芸術家 “ピントゥリッキオ“の名を用いて表現された。

 1993年にデビューを飾ったデル・ピエロは、2年目の94/95シーズンにスクデット(セリエA優勝)を獲得。ロベルト・バッジョらが付けた背番号「10」を継承した95/96シーズンには、11試合6得点3アシストの活躍を見せ、ユベントスをチャンピオンズリーグ(CL)初優勝に導いた。この年を含め、ユベントスは3季連続でCL決勝に進出している。自身3度目のスクデットを獲得した97/98シーズンには、公式戦32得点を記録。その年のセリエA最優秀選手賞を受賞した。

 その後も数々のタイトルを獲得したが、05/06シーズンにクラブのスキャンダルが発覚。ユベントスはセリエBに降格となってしまった。しかし、デル・ピエロが出した決断は残留。多くの主力選手が去る中チームに留まり、1年でのセリエA復帰に大きく貢献した。35歳を迎えた09/10シーズン以降は控えに回ることが増えたが、ユベントス最後の年となった11/12シーズンにはセリエA無敗優勝を達成。有終の美を飾り、シーズン終了後に世界中のファンに惜しまれながらの退団となった。

 ユベントス退団後は、オーストラリアのシドニーFC、インドのデリー・ディナモスFC(オディシャFC)でプレーし、2014年に現役引退を決断した。

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