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遠藤航、アジアカップに向けて気持ちを切り替え

　12月のリバプール月間MVPに日本人選手として初選出されるなど、公式戦8試合連続で唯一先発して活躍したリバプールに所属する日本代表MF遠藤航が、日本代表として参加するAFCアジアカップ2023を前に、複雑な心境を明かした。英紙『ガーディアン』が報じている。

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　30歳の遠藤は今夏、シュトゥットガルトからの完全移籍でリバプールに加入した。当初は過小評価されることが多く、リーグ戦でも途中出場が多かった。それでもフラム戦で、途中出場からプレミアリーグ初ゴールとなる同点弾を決めると、続くシェフィールド・ユナイテッド戦ではフル出場。重要な一戦となったマンチェスター・ユナイテッド戦でもフル出場を果たすなど、今では公式戦8試合連続で先発起用されるほど重宝される選手となった。そして、12月のリバプール月間MVPにも選ばれ、自身の重要性を印象付けている。

　リバプールで好調の波に乗る遠藤だが、このタイミングで1月12日から2月10日にかけて開催されるアジアカップに日本代表として出場しなければならない。遠藤は「もちろん、ここに残りたいですけど、代表選手としてキャプテンも務めている僕にとってはこちらも同じくらい重要です。今は代表チームに集中して、自分のベストを尽くすだけです。アジアカップでは良い結果を残したいと思っていますが、そのためにはカタールにより長く滞在しなければなりません。アジアカップのタイトルを持って戻ってきたいと思いますし、僕とモーがいない間、リバプールはうまくやれると信じています」と、複雑な心境を明かしつつも、アジアカップに向けて意気込みを語っている。