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【写真：Getty Images】

韓国代表敗退の原因は監督にあり

　韓国代表は現地時間6日、AFCアジアカップカタール2023準決勝でヨルダン代表と対戦し0-2の敗戦を喫した。今大会の韓国代表は粘り強い戦いで勝ち上がってきたが、準決勝では得点を挙げることができず。韓国紙『東亜日報』はユルゲン・クリンスマン監督こそが、敗退の原因であると指摘している。

　韓国代表を率いるクリンスマン監督は、ソン・フンミンやファン・ヒチャン、イ・ガンインなどを先発起用。53分には、後方でのパスをカットされ、カウンターからヨルダン代表のヤザン・アル・ナイマトに先制点を決められてしまう。さらに、66分にも再びパスを相手に奪われて、ムーサ・アル＝ターマリのドリブル突破を許して2失点目を喫した。

　同紙は「韓国はアジアを代表するスタープレイヤーを多数保有したチーム。しかし、今回の大会のプレーには失望させられた。ヨルダン戦はグループリーグでも苦戦し準決勝戦でも変わらなかった。戦術的な改善がない。」と批判。これまでの対戦成績は韓国代表の3勝3分の無敗だったが、アジアカップ決勝進出をかけた大事な一戦でヨルダン代表を相手に初めて敗北してしまった。

　さらに「最も大きな問題はチームを指導する監督だ」として、「失点してから変化を加えるなど受動的だった。韓国のアジアカップ敗退最大の責任はクリンスマン監督にある」と指摘している。

　一方、クリンスマン監督は試合後に「韓国でワールドカップ予選を準備する」として、韓国代表の監督を続ける意思を表している。

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