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【写真：Getty Images】

アジアカップ離脱後チーム復帰を果たした伊東純也

　
　フランス・リーグアン第21節、スタッド・ランス対FCロリアンが現地時間11日に行われ、ロリアンが2-0で勝利をおさめた。この試合でサッカー日本代表FW伊東純也が、一部週刊誌での性加害疑惑報道があった後初めて公式戦に出場。フランス紙『Ouest-France』はウィリアム・スティル監督のコメントを伝えている。

　AFCアジアカップカタール2023に出場した日本代表に帯同していた伊東だが、一部週刊誌により性加害疑惑の報道が出たことで、準々決勝イラン代表戦を前にチームを離脱していた。

　スタッド・ランスに所属する伊東と中村敬斗はアジアカップに参戦していたため、出場は昨年12月20日の第17節ル・アーブル戦以来だった。

　伊東は定位置の右サイドでプレー。49分に敵陣でのセットプレーからカウンターを受けた際は、持ち前のスピードを活かしてロリアンのFWモハメド・バンバに追いつきボールをカットしてピンチを防いだ。67分には中村のパスを受けてペナルティーエリアに侵入し、ゴール前へクロスを送るなど攻撃の起点となる場面もみられた。

　フランス紙『Ouest-France』は、スティル監督の伊東に関するコメントを掲載。同紙によるとスティル監督は「伊東に問題はなかった。私たちは彼を歓迎する」と述べた上で、「我々にとっては重要な選手。彼がプレーできる限りプレーし続けるだろう。しばらく試合に出場していなかったのでリズムに欠ける場面はあるかもしれないが、そこも問題はない」と伊東に対する信頼を語っていた。