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アトレティコ・マドリードが絶妙連携からゴール！

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16・2ndレグ、アトレティコ・マドリード対インテルが現地時間13日に行われた。試合は2-1となり、2戦合計2-2で延長戦に突入。PK戦の末にアトレティコが勝利となり、準々決勝に駒を進めている。この試合でアトレティコFWメンフィス・デパイがゴールを決めた。

　アウェイでの一戦を0-1で落としたアトレティコは勝利へゴールが必要な状況だった。しかし、インテルが33分にフェデリコ・ディマルコのゴールで先制し、これでアトレティコは2戦合計で2点のリードを許す展開となる。その直後の35分にエースのアントワーヌ・グリーズマンがゴールを奪って再び1点差とする。

　そして、2戦合計で同点となるゴールが試合終盤に決まった。87分、ロドリゴ・リケルメが左サイドでボールを受け、相手DFの間を通してグリーズマンへパス。グリーズマンからのワンタッチパスを受けたマリオ・エルモソは、コケにパスを送る。ペナルティエリア手前のやや左寄りの位置で受けたコケは反転してペナルティエリア内へ絶妙なスルーパス。このボールを受けたデパイが左足トラップで反転して右足のシュートを放つ。ボールはゴール左に吸い込まれた。

　リケルメからデパイのシュートまでの間、インテルはボールに触れることすらできなかった。華麗なパスワークでインテルのDF網を破壊。これではインテル守備陣もお手上げ。そして、コケのスルーパスも絶妙だった。最後のデパイのシュートは簡単ではないが、しっかりとコースへ飛ばしている。

　その後、試合は2戦合計2-2のまま延長戦に突入するも、決着はつかず。PK戦は3-2でアトレティコが制した。