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レアル・マドリード、事前にPK戦対策を十分にしていた？

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）準々決勝2ndレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードの試合が現地時間17日に行われ、PK戦の末にレアルが準決勝進出を果たした。レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、試合を振り返ったと、米メディア『ESPN』が報じている。

　アンチェロッティ監督はヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ、フェデリコ・バルベルデなどを先発起用。12分にロドリゴが先制点を決めたが、76分にマンCのケヴィン・デ・ブライネに同点ゴールを決められてしまう。そして、延長戦に突入するが決着つかず、勝負の行方はPK戦へ。GKアンドリー・ルニンのPK阻止の活躍もあり、レアルが準決勝進出を決めている。

　120分間の統計では、マンCがボール保持率67%、シュート数33本をマークしていた。レアルはシュート数8本であり、多くの時間帯でマンCが試合を支配していたことになる。それを踏まえ、アンチェロッティ監督は「誰もが我々は死ぬと諦めていたようだが、レアルは決して死なない。生きてここから出る方法は一つしかなかった。それはチャンスを逃さないことだ。早めに先制点を取り、うまくディフェンスをする。シティ戦では他に方法はない」と語っている。また、「PK戦になれば、勝ち抜けると確信していた。ルニンは素晴らしい試合をしたと思う」と語り、PK戦に突入すれば、勝てる自信があったことを明かしている。