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もう見たくない…。レアル・マドリードで嫌われすぎた選手(4)近年のハズレ補強…。活躍よりも素行不良目立った FW

シリーズ:嫌われすぎた選手 text by 編集部 photo by Getty Images

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そのクラブに全てを捧げて、引退後もサポーターから熱烈な支持を受けるレジェンドと呼ばれる選手もいれば、移籍、給与、言動などが原因でサポーターから歓迎をされない「嫌われた選手」もいる。今回は、様々な理由からレアル・マドリードで嫌われた選手を紹介する。


FW:ルカ・ヨビッチ(ミラン/イタリア)

レアル・マドリードFWルカ・ヨビッチ
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年12月23日
レアル・マドリード通算成績:51試合3得点5アシスト

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 ルカ・ヨビッチは近年レアル・マドリードに所属した中で最も評価を下げた選手かもしれない。6300万ユーロ(約88.2億円)という高額な移籍金で加入したセルビア代表FWは、わずか3年後にフリーで“白い巨人”を去っている。

 前所属のフランクフルトで得点を量産していたヨビッチだったが、レアル・マドリードでは通算51試合で3得点とその片鱗を見せることができなかった。その最大の理由はプレースタイルが合わなかったことだ。フランクフルトではセバスティアン・アラー(現ドルトムント)とツートップを組み、ポストプレーを得意とする相方の存在もあって自らはゴール前で仕上げの仕事に専念できていた。

 一方のレアル・マドリードではより多くの仕事が求められていた。当時のエ-ス、カリム・ベンゼマが絶妙なタイミングでボールを呼び込んで攻撃の起点となるなど、ゴール前以外でも多くの仕事をこなしていた。このマルチタスクをヨビッチは行うことができず、期待されていたほどの活躍ができなかった。

 プレースタイルの不一致に加えて素行不良も目立った。コロナ禍で自主的な隔離を義務付けられている中でもパーティに参加するなど最低限のルールを破ったことで監督をはじめとするスタッフらからの信頼を失った。となれば、サポーターからも嫌われるのも必然であり、わずか3年でチームを追われることとなった。

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【了】

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