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コスパ最悪なのは? リバプール年俸ランキング1〜10位。活躍と金額が見合っていないのは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド代表)

トレント・アレクサンダー=アーノルド
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年10月7日
推定年俸:1088万ユーロ(約15.2億円)
23/24リーグ戦成績:26試合3得点4アシスト

 リバプールの生え抜きであるトレント・アレクサンダー=アーノルドは、クラブでトップレベルの給料を受け取っているが、近年の働きがそれに見合っているかは微妙なところだ。

 アレクサンダー=アーノルドは、攻撃性能、特に右足のキック精度がずば抜けているサイドバックで、プレミアリーグで2019/20シーズンは13アシスト、20/21シーズンは12アシストを記録した。

 しかし、昨季はリバプール全体が調子を落としたこともあり、弱点である対人守備のもろさが前面に出て、たびたび非難の的となった。その後、ユルゲン・クロップ監督のもとで偽サイドバックを任されて再び評価を上げたものの、やはり弱点は克服されておらず、パッとしないシーズンを送っている。ケガによる離脱があったとはいえ、今季リーグ戦のアシスト数は4で、2桁アシストをしていた時期の輝きはない。

 貴重な生え抜き選手で、唯一無二の精度を誇る右足を持っているアレクサンダー=アーノルドだが、前回契約を更新した2021年に比べると、周囲の信頼は下がっていると言えそうだ。

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