J1リーグ1回、天皇杯8回、AFCチャンピオンズリーグ3回などの優勝を誇る浦和レッズ。そんな同クラブが築いてきた歴史の中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、浦和の下部組織で大きく成長した選手を6人紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)[4/6ページ]
——————————
MF:関根貴大(せきね・たかひろ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年4月19日
在籍期間:2014年2月~2017年8月、2019年7月~
クラブ通算成績:402試合39ゴール53アシスト
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
中学校時代から浦和レッズのアカデミーに在籍している関根貴大は、ジュニアユース、ユース時代に各世代別代表に選出された逸材で、2014年にトップチームに昇格を果たした。
昇格初年度は途中出場が主ではあったものの、リーグ戦21試合に出場し、2015年からは右WBのレギュラーをつかみ取り、同32試合6ゴール8アシストの好成績を残した。
167cmと小柄ながら、一瞬の加速で相手を引き離す積極的なドリブルを武器に、左右の両サイドでチームの攻撃に変化をもたらし、2016年のYBCルヴァンカップ優勝にも貢献している。
しかし、2017年にドイツのインゴルシュタットに渡ると、怪我もあり出場機会を得られず。レンタルで移籍したシント=トロイデンでも、活躍したとは言い難かった。
そうした状況を受け、関根は2019年に浦和へと復帰すると、翌2020シーズンからは副キャプテンを務め、2021シーズンの天皇杯優勝、22/23シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献している。
現在30歳のドリブラーは、今後浦和のレジェンドとなることができるだろうか。