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J1 2か月前

横浜F・マリノス史上最高! “化け物”となった下部組織出身選手6人。日本を代表する優れた才能たち

シリーズ:“化け物”となった下部組織出身選手 text by 編集部 photo by Getty Images

 J1リーグ5回、天皇杯2回などの優勝を誇る横浜F・マリノス(横浜マリノス時代を含む)。そんな同クラブが築いてきた歴史の中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、横浜FMの下部組織出身でクラブの成功に大きく貢献した選手を6人紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)[1/6ページ]

MF:喜田拓也(きだ・たくや)


【写真:Getty Images】

生年月日:1994年8月23日
在籍期間:2013年2月~
クラブ通算成績:357試合6得点6アシスト

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 喜田拓也は、小学生のときに横浜F・マリノスの下部組織に加入して、順調にカテゴリーを上げていき、2013年にトップチームに昇格した。

 2015シーズンからコンスタントにプレーするようになってレギュラーに定着すると、2016シーズンのジュビロ磐田戦で初得点を記録した。

 運動量が豊富な喜田は、危険察知力が高いボランチで、相手の攻撃の芽を摘むことができる。

 一方、攻撃ではパスを散らしてビルドアップの中心となり、攻守両面で存在感を発揮する選手だ。

 キャプテンに就任した2019シーズンは、33試合に出場して15年ぶりのリーグ優勝に貢献し、ベストイレブンに選出された。その後もキャプテンとしてチームをけん引し続けている。

 今季もチーム状況が苦しい中でも主将として戦い続ける喜田だが、リーグ戦序盤の欠場もあってここまで19試合出場に留まっている。

「どんな状況でも自分のすべてを懸けたいと思えるのは横浜F・マリノスだからです」

 喜田は、今季のキャプテン就任が発表された際にクラブ公式サイトでこうコメントしていた。下部組織から頼れる主将が育ったことは、クラブにとってもファンにとっても誇らしいことだろう。

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