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【写真：Getty Images】

クラブで活躍も…

　サッカー日本代表は現地時間10日（日本時間11日 27:00キックオフ）、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）グループC第3節でサウジアラビア代表と対戦する。今夏、プレミアリーグ・サウサンプトンに移籍して、現在はチームの主力として活躍しているDF菅原由勢がサウジアラビア戦に向けた意気込みを語った

　オランダ・AZアルクマールでの活躍が認められて、今夏にプレミアリーグのサウサンプトンに移籍した菅原。チーム自体は1分6敗と勝ち星に恵まれないものの、菅原自身は開幕から全7試合に出場して1ゴールを記録するなど、すでにチームの主力として活躍している。

　クラブでは監督の信頼を得て主力の座を掴みつつあるものの、日本代表では3バックへのシステム変更のあおりを受けて出場機会が減少していた。9月のアジア予選もプレータイムが0に終わっており、今回の2連戦は代表チームでの序列を再び上げるためにも勝負の試合となる。

　菅原は、「プレミアに行ったから代表に出られるという確約はもちろんない」と前置きした上で、自身の胸中について次のように明かしていた。

「僕に限らず、（クラブで試合に）出ていても代表で試合に出られない選手は多いと思う。みんなすごいコンディションがいいし、試合に出たときに対するモチベーション、チームに貢献しようという気持ちだったり、自分自身の価値を証明しようという気持ちだったりは誰1人として欠けていない。誰が出ても出てる選手以上の活躍をするっていう思いはみんな持ってる。まずは日本の選手みんなが一つにならないと（最終予選は）簡単じゃないのはわかっている。本当にみんなが日本の勝利のためにやっていると思う」

　一方でサウジアラビア代表戦については、「（自分の出番は）相手にもよると思う。サウジとオーストラリアでまた相手のフォーメーションも変わるし、もちろん前回の中国とバーレーンとの試合とは異なる」と述べた上で、「前に関わっていく回数、得点に繋がるプレーはもっともっと出せる。特に攻撃の部分での違いを出せないと、攻撃の強みを持った選手ばかりなので。だから守備に重きを置くのではなく、攻撃の選手たちを超えるような攻撃力をね、もっともっと持っていくような考え方というか、上を目指していくことが大事だと思う」と、強敵との2連戦に向けて自身の決意を語っていた。

（取材：元川悦子　文：編集部）

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