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日本代表 2か月前

サッカー日本代表、オーストラリア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。サウジアラビア戦からの変更は?

CB:板倉滉

サッカー日本代表DF板倉滉
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年1月27日(27歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:6試合0得点
日本代表通算成績:32試合1得点

 3次予選が開幕して以降、日本は3バックを主軸に戦っている。アーセナルの冨安健洋やバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝を怪我で欠くものの、現在のバックラインは彼らの不在を補って余りある活躍を見せている。

 板倉滉は第3節サウジアラビア代表戦で左センターバックに入ると、堅実な守備でチームの勝利に貢献した。データサイト『Sofascore』によれば、この日の板倉は守備アクションにおいてチーム内2位の数値を残しており、インターセプトにクリアにと高いクオリティを示している。

 立ち上がりは日本が苦労する場面も目立ったが、DF陣には想定内だったようだ。板倉はサウジアラビア戦について「自分たちで集中しようと言いながら入って、想定内というか、最初から良いペースで行けると思っていなかったし、ただその中でシュートブロックのところだったり、やらせなかったというのが大きかった。その中で、やりながら徐々に保持の時間を増やして、なおかつセットプレーから取れて良かったです」と語っている。

 オーストラリアの前線には日本をよく知るミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア所属)がいるが、板倉を含めた今の最終ラインならば、ピンチにも対応できるだろう。

CB:谷口彰悟

サッカー日本代表DF谷口彰悟
【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月15日(33歳)
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:9試合1得点
日本代表通算成績:30試合1得点

 3バックの真ん中でフル出場が続くベテランDF、谷口彰悟。33歳のチーム最年長は、守備の要として不可欠といって差し支えない活躍を見せている。

 前節サウジアラビア代表戦では、最終ラインのリーダーとして攻守に重要な役割を果たした。データサイト『FotMob』によれば、この試合の谷口は複数の守備アクション項目でチーム内1位を記録。インターセプト、クリア、空中戦勝利、いずれもトップの値を示している。
 
 安定感抜群の谷口はこの試合のあと、「自分たちの時間じゃないシーンも長くなるだろうなと感じていたので、しっかりブロックを敷いて固めるところと前から行くところの使い分けを大事にしていました。ピッチ内での声掛けは必要になってくるので、そのへんは注意深くゲームを進められたかなとおもいます」と振り返っており、一定の手応えを口にした。

 オーストラリアのスカッドには好調のクレイグ・グッドウィンを含め、ベテラン選手が多く名を連ねている。相手チームの武器のひとつが経験であるならば、こちらにも谷口がいるというわけだ。

CB:町田浩樹

日本代表DF町田浩樹
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月25日(27歳)
所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:10試合0得点
日本代表通算成績:13試合0得点

 3次予選のサウジアラビア代表戦、日本は相手に押し込まれる時間が長く続いた。シュート本数やポゼッションで上回られ、エースのサーレム・アッ=ドーサリーをはじめとする高クオリティの選手に手を焼いた。左センターバックに入った町田浩樹も、ファイサル・アル・ガムディに1対1をかわされ、イエローカードをもらう場面があった。

 しかしこの試合における町田の良さは攻撃面にあり、データサイト『FotMob』によればアタッキングサードへのパス本数で両チームトップの成績を残している。14本のパスを相手陣地目がけて放り込んでおり、その意図は明確だったように見える。

 たとえば53分に町田が鎌田大地に供給を試みたロングフィードに顕著だ。このパスは相手選手にブロックされてしまったものの、鎌田がキープできていれば左サイドで攻撃の起点を作れただろう。

 また、オーストラリアには身長2メートルのCBハリー・サウターのほか、大柄な選手が多い。空中戦が多くなる可能性も考慮すると、190cmの町田の存在は重要だ。

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