1位:伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
【写真:Getty Images】
伊東純也は現在の日本代表で主に後半から “ジョーカー”として起用されている。最終予選でも先発起用は一度しかなかったが、その能力の高さに疑いの余地はない。
得点関与の能力である「攻撃力」は今回の招集メンバーで最も高い86とした。その理由は明確で、チャンスクリエイトの質は他にもタレントが多くいる中でも圧倒的なものがある。実際に最終予選では先述した通り、1試合しか先発の機会はなかったが、出場した7試合で7アシストを記録。6試合で得点に直接絡んだ。
所属するスタッド・ランスでも右サイドから精度の高いクロスを武器に多くのチャンスを演出しており、リーグ・アンで最多となる74本のラストパスを記録している。2位のテジ・サヴァニエ(モンペリエ)よりも15本も多い。
この圧倒的な「攻撃力」を可能にしているのが「フィジカル」能力の高さだ。わかっていても止められない縦への圧倒的なスピードと体をぶつけられてもブレない体幹の強さで抜群の推進力を出せる。常時アップダウンできるスタミナも併せ持っており、日本代表が採用している[3-4-2-1]のウイングバック(WB)にも適応している。
来年のワールドカップでは、この圧倒的な「個」をどのタイミングで、どのように起用するかが重要になりそうだ。
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