16位:伊東純也(いとう・じゅんや)

【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月9日
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
日本代表通算成績:62試合14得点24アシスト
市場価値:800万ユーロ(約12.8億円)
「存在そのものが戦術」と言えるほどの影響力をチームにもたらす男は、30代に突入しても進化を止めていない。日本代表最新メンバーの市場価値ランキングで16位にランクインしたのは、森保ジャパンとスタッド・ランスの重要なキャストである伊東純也だ。
所属クラブのスタッド・ランスでは絶対的な主力としてプレーしている伊東だが、FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選を戦う森保ジャパンでは“ジョーカー”として抜群の切れ味を見せつけている。
ここまで全8試合に出場して1得点6アシストをマーク。7試合が途中出場ながら、高確率で得点に関与している。アジア予選における総アシスト数は「10」と2桁の大台に到達。32歳とベテランの域に入った今も、伊東の高速ドリブルと高精度のクロスは衰えを知らない。
現在、伊東の市場価値は800万ユーロ(約12.8億円)となっている。ピーク時は1000万ユーロ(約16億円)を記録していたために微減の状態だが、この男であれば今後に自身最高額を軽々と塗り替えるのではないかと思ってしまう。圧倒的な「個」がある限り、少なくとも1000万ユーロ台の市場価値を取り戻すのはそう遠い未来の話ではないはずだ。
伊東がボールを持てば、相手はたとえどんなプレーをするか分かっていても止められない。私たちはこれからも“戦術・伊東純也”が膠着状態を打開し、勝利を呼び込む様を目撃し続けることになるだろう。
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