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まさに史上最強! サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング11~15位。自らの価値を飛躍的に引き上げたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー日本代表は、史上最速で8大会連続となるワールドカップ(W杯)本大会出場を決めた。サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、歴代最強とも言われる現在の日本代表選手(最新メンバー)たちの市場価値をランキング形式で紹介する。

※市場価値は21日時点のデータサイト『Transfermarkt』を参照。市場価値が同額だった場合はサイトの表記に準じて順位付けする。成績・スタッツはすべて3月26日時点。

15位:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)

鈴木
【写真:Getty Images】

生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:パルマ(イタリア)
日本代表通算成績:18試合10失点
市場価値:900万ユーロ(約14.4億円)

 近年、凄まじいスピードで成長を遂げている鈴木彩艶が15位となった。

 浦和レッズではなかなか西川周作の壁を破れず、ベンチを温める日が多かった鈴木だが、2023年に初めて海外に出てからは、評価をぐんぐん高めている。レンタル移籍で加入したシント=トロイデンで守護神となり、シーズン途中に完全移籍を掴むと、昨年夏にセリエAのパルマにステップアップ。ここまでのリーグ戦では、出場停止処分となった1試合を除く全試合でゴールマウスを守っており、数々のビッグクラブからも熱視線を集めている。

 日本代表としては、2022年のカタールワールドカップ後から主力に。AFCアジアカップカタール2023では低調なパフォーマンスに終始し、批判を浴びたが、昨年9月よりスタートしたW杯アジア最終予選では安定したパフォーマンスを続けており、ここまで全8試合に出場してわずか2失点。もちろん、DF陣の頑張りもあるが、成長した姿を見せている。

 とくに素晴らしかったのが昨年11月のアウェイ、インドネシア代表戦。立ち上がりに自チームのミスから1対1の場面を作られたが、冷静な判断でこれをストップし、相手に流れを渡さなかった。結果、チームは4-0で大勝。試合後のミーティングでは、主将・遠藤航から「彩艶ナイス」、板倉滉からは「助かったよ」と声をかけられるなど、あのワンプレーの価値は大きかった。

 そんな代表、クラブで充実した時を過ごす鈴木の市場価値は900万ユーロ(約14.4億円)。ただ、これは当ランキングを集計した21日時点の金額で、今月25日のアップデートでは1400万ユーロ(約22.4億円)に変化している。

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