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フォーカス 8か月前

まさに史上最強! サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング11~15位。自らの価値を飛躍的に引き上げたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

12位:旗手怜央(はたて・れお)

旗手
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年11月21日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本代表通算成績:11試合0得点1アシスト
市場価値:1100万ユーロ(約17.6億円)

 森保ジャパンではなかなか絶対的な存在になりきれていないが、市場における旗手怜央の評価は高い。日本代表最新メンバーの市場価値ランキングでは12位にランクインしている。

 旗手の最大の特徴といえば、フォワードから中盤、サイドバックまでも難なくこなせるユーティリティ性の高さを挙げることができる。

 優れた戦術理解力があるからこそ成せる業であり、大卒で加入した川崎フロンターレ時代から際立っていた能力だ。2022年1月に完全移籍で加入したセルティックでは勝利にこだわるマインドや守備意識がブラッシュアップされ、一段階上のレベルに到達した感がある。

 欧州挑戦から3年が過ぎた今、旗手は自身の価値を飛躍的に向上させている。セルティック加入時の市場価値は120万ユーロ(約1.9億円)だったが、現在は1100万ユーロ(約17.6億円)。10倍近くも価格を上昇させたことになる。

 より強豪のクラブにステップアップする可能性がしきりに噂されているが、旗手にとってスコットランドは継続的な進化を目指すうえで相性の良い場所なのかもしれない。

 セルティックで一定の成果を収めている旗手にとって足りていないのは、日の丸を背負って絶対的な主力として活躍することだ。FIFAワールドカップ(W杯)26を戦う森保ジャパンのメンバーに生き残り、世界の頂点を決める大舞台で躍動すれば、市場価値はさらに跳ね上がるだろう。

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