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まさに史上最強! サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング11~15位。自らの価値を飛躍的に引き上げたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

11位:前田大然(まえだ・だいぜん)

前田
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年10月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本代表通算成績:23試合4得点0アシスト
市場価値:1100万ユーロ(約17.6億円)

 サッカー界において、何かしらの“一芸”に秀でた選手には高い付加価値が付く。相手守備を引きちぎる超人的なスピードを持っている前田大然も、そういった選手の典型例だ。日本代表最新メンバーの市場価値ランキングでは、トップ10入り目前の11位にランクインしている。

 対戦相手のディフェンダーやゴールキーパーからすれば、50メートルを5秒台で走る前田がプレッシャーをかけてくるシチュエーションは悪夢でしかないだろう。

 FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選第8節のサウジアラビア代表戦では、19分に猛烈なプレスから相手のパスをカットし、そのままゴールに突進。うまく持ち運べずに得点を奪うことはできなかったが、前田という男の魅力が存分に詰まったシーンだった。

 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに期限付き移籍したことから始まった前田の欧州挑戦第2ラウンド(2019年7月にマリティモに期限付き移籍経験あり)が正しい選択だったのは、市場価値の変動が証明している。

 加入当時に160万ユーロ(約2.6億円)だった市場価値は、現在1100万ユーロ(約17.6億円)までアップ。3年で7倍近い伸びを見せているのだ。

 2024/25シーズンは得点力にも磨きがかかり、公式戦42試合で奪ったゴールは28得点。スピードと相まって、まさに“鬼に金棒”といった状態だ。いまだ進化の余地を残す爆速アタッカーが、1年後のランキングでトップ10の上位に躍り出ていても何らおかしくはない。

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【了】

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