GK:シモン・ミニョレ(元ベルギー代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年3月6日
現所属:クラブ・ブルージュ
最終学歴:ルーヴェン・カトリック大学
かつてリバプールで正GKを務め、現在もクラブ・ブルージュで活躍するシモン・ミニョレは、母国ベルギーのルーヴェン・カトリック大学で政治学を学んでいたそうだ。
現在は日本でも多くの知名度を誇るシント=トロイデンの下部組織出身で知られるミニョレは、同クラブ在籍時に大学とサッカー選手の2足の草鞋を履いていた。ところが2010年夏にサンダーランドに移籍をしたことで、学問との両立が難しくなる。それでも空き時間に懸命に勉強を重ねて、無事に政治学の学位を取得した。
2012年にイギリスメディア『The Guardian』の取材に応じた際は、大学進学を決めた理由について「大怪我をすれば、スポーツ選手としてのキャリアはすぐに終わりを告げてしまう」と語っており、サッカー以外の選択肢を持っていたかったようだ。
このインタビューから13年の月日が経った今も彼はトッププレイヤーとして活躍している。今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16入りは彼の活躍なくしては実現不可能だっただろう。