三笘薫　最新ニュース

【写真：Getty Images】

三笘が高評価

　プレミアリーグ第30節、ブライトン対アストン・ヴィラの試合が現地時間2日に行われ、ブライトンは0-3の敗戦を喫した。英メディア『WE ARE BRIGHTON』は3日に、この試合で先発出場を果たしたブライトンに所属する日本代表MF三笘薫を、敗北したチームの中で唯一高く評価している。

　ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督は、三笘やシモン・アディングラ、ブラヤン・グルダなどを先発起用した。15分、ペナルティエリア内左から三笘が右足でゴールを狙うも、これはヴィラGKエミリアーノ・マルティネスに防がれてしまう。

　迎えた51分、ブライトンはカウンターからヴィラFWマーカス・ラッシュフォードに先制点を決められてしまった。さらに、78分にはMFマルコ・アセンシオ、後半アディショナルタイムにはFWドニエル・マレンにゴールを許してしまう。ブライトンは1点も返すことができずに、0-3の完敗を喫した。

　同メディアは、「残酷な試合内容だった。このような試合の選手評価は、常に求められていないものだ」と前置きし、この試合に出場したブライトンの選手たちに評価をつけている。

　敗北したためほとんどの選手は10点満点中3〜5点だったが、三笘だけは6点と高く評価している。「三笘は唯一6点を獲得した選手だ。最悪な中で最高のプレーだった。GKマルティネスに難しいプレーを強いて、チャンスを演出した。唯一の問題は、チャンスの前にボールが三笘の腕に当たったことで、VARがハンドと判定してゴールを取り消す口実を与えてしまったことだった」と、三笘がチャンスを作ったシーンを取り上げて、称賛のコメントを送っている。

　ヴィラにリーグ戦6試合ぶりの黒星を喫したブライトンは、30試合を消化して時点でリーグ8位につけている。UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）出場圏内の5位マンチェスター・シティとは4ポイント差、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位チェルシーとは5ポイント差だ。