サッカー U-17アジアカップ　最新ニュース

【写真：Getty Images】

中国が焦り？

　サッカーU-17中国代表は7日、AFCU17アジアカップサウジアラビア2025のグループリーグ第2節でU-17ウズベキスタン代表と対戦し、1-2で敗北した。この結果、U-17アジア杯敗退が決まっている。中国メディア『捜狐』は10日に、自国代表チームの成長が他国と比較すると遅れていると指摘した。

　初戦のU-17サウジアラビア代表戦は1-2、続くウズベキスタン戦も1-2で敗北した中国。最終節のU-17タイ代表との試合は2-0で勝利したが、連敗したことでグループリーグでの敗退が決まっている。また、今年11月に開催予定のU-17W杯出場権を20年連続で逃す結果となった。

　同メディアは、「今回のU-17アジア杯で状況が変わり、東南アジアのチームが反撃に出た」と題して、グループリーグでの東南アジアの国々の戦いぶりを、次のように振り返っている。

「中国は期待されたパフォーマンスを見せることができなかった。一方で、東南アジアのチームは強い力を発揮している。インドネシアは、韓国とイエメンを連続で破り準々決勝に進出した。ベトナムは粘り強い守備を見せ、日本とオーストラリアと引き分けたことで、ダークホースとしての活躍ぶりを見せている」

　一方で、U-17中国代表チームについては、「東南アジアの国々とは対照的に、フィジカル面の問題が明らかに露呈した」と前置きし、「相手チームの監督は、60分を過ぎると中国の体力が明らかに低下していることに気づき、そこから反撃を開始していた。現在、東南アジアの台頭は脅威となっており、これを警告として受け止める必要がある。体力面での問題が続くと、W杯出場の目標は大きな困難に直面するだろう」と、U-17アジア杯で露呈した中国の問題を指摘している。

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