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30年開催のW杯は48→64カ国に出場枠拡大か?南米サッカー連盟が提案「すべての国が体験の機会を得る」「取り残しはない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

30年大会では出場国数がさらに増加?

 2030年に、モロッコ、ポルトガル、スペインで開催されるFIFAワールドカップでは、出場国の枠が48カ国から64カ国に拡大される可能性があるようだ。英メディア『BBC』が現地時間11日に報じている。

 来夏に控える2026 FIFAワールドカップでは、出場国がこれまでの「32」から「48」に増加している。そんな中で、第1回大会が開かれた1930年からちょうど100年となる記念すべき30年大会では、出場国を「48」から「64」に増やすことも検討しているようだ。

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)のアレハンドロ・ドミンゲス会長は、同連盟の総会で出場国拡大を提案した理由について言及している。

「100周年は1回しか祝えない。だからこそ、100周年のセレブレーションは特別なものになることを確信している。そのため、私たちは64カ国でこの100周年記念大会を開催することを提案した。これはすべての国が体験の機会を得るチャンスを与えるものであり、地球上の誰1人としてこのパーティから取り残されることはない」

 FIFAは、「理事会メンバーからのいかなる提案も分析する義務がある」と、ドミンゲス会長の提案について言及。また、この総会にはFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も出席しており、30年大会は「特別な節目となる」と強調した。

 仮に、30年大会で64カ国へのW杯出場枠拡大となった場合、試合数は128試合となる。これは、従来の32カ国出場大会の2倍の数字だ。すでに、同大会は開催国のスペイン、ポルトガル、モロッコに加えて、第1回大会の舞台となったウルグアイ、アルゼンチンとパラグアイでもそれぞれ1試合行われることが決まっている。3大陸・6カ国共催という過去最大規模の大会となることが見込まれている中で、出場国数も1度限りの拡大で最大となるのだろうか。

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【了】

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