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まだまだ稼ぐ!? サッカー以外で大儲けした選手(5)オリンピック招致にも影響? 世界初の偉業を成し遂げた黒子役

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー選手に限らず、プロアスリートは活躍できる期間が限られている。どんなに優れた選手キャリアを過ごしたとしても、必ずしもセカンドキャリアで成功を収めることができるわけではない。今回は、サッカー以外の事業で多額の収入を得ている6人をピックアップして紹介する。

マチュー・フラミニ(元フランス代表)

ルイ・サハ
【写真:Getty Images】

生年月日:1984年3月7日
主な事業:エネルギー産業、生化学起業家

 サッカー界においてマチュー・フラミニ以上にビジネスで成功した人物は今後出てこないかもしれない。

 現役時代にマルセイユやアーセナル、ミランを渡り歩いた同選手は、ユーティリティープレイヤーとして重宝された。一方で特別に華があったわけではない。フランス代表では3試合の出場に留まるなど、国際的な知名度はなかった。

 そんな彼の注目度を最も高めたのは、彼が選手と並行して行っていた事業だろう。2008年に「GFバイオケミカルズ」という会社を起業。環境に配慮したバイオエネルギーである「レブリン酸」の大量生産を世界で初めて可能にし、多くの二酸化炭素を排出する化石燃料由来に代わる植物由来の商品の開発を進めているそうだ。

 フラミニは2016年にオリンピックの環境優秀委員会に参加して自らの専門分野についてプレゼンを行うなど、「環境と社会の持続可能性」を訴え、2024年に開催されたパリ・オリンピックの運営にも同委員会の一員として参加していた。

 2021年にはアーセナル時代の元同僚メスト・エジルとともに、エコロジカルなスキンケア会社「ユニティ」を立ち上げ、環境に配慮したヴィーガン化粧品を販売している。

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【了】

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