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【写真：Getty Images】

キール町野が2ゴールを奪う大活躍

　ドイツ・ブンデスリーガ第31節、ホルシュタイン・キール対ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）の試合が現地時間26日に行われ、キールが4-3で勝利した。ドイツメディア『キッカー』は27日に、この試合2ゴールの活躍で勝利に貢献したキールに所属するFW町野修斗を絶賛している。

　14分、キールはコーナーキックのチャンスから、頭で合わせた町野がゴールを決めて先制する。23分には追加点を奪ったものの、60分に1点返されると、69分にはFWアラサヌ・プレアのゴールで追いつかれた。76分にキールMFアルミン・ギゴヴィッチの得点で勝ち越すも、86分にボルシアMGのMFフランク・オノラのゴールで再び追いつかれてしまう。

　同点で迎えた後半アディショナルタイム、町野がこぼれ球をダイレクトボレー。試合終了間際に劇的決勝弾を決めて、キールが合計7発の撃ち合いを制した。

　同メディアは、「町野がキールの英雄になる」と前置きし、「キールの（残留への）望みをつなげた。こぼれ球を叩き込み試合を決定づけている」と、この試合での活躍を絶賛している。

　ブンデスリーガ公式サイトでは、「ドラマチックな結末。ロスタイムにホームチームが最後の一撃を決めた。町野は素晴らしいパフォーマンスで決勝ゴールを決め、スタジアムを熱狂の渦に巻き込んでいる。降格を回避するためのキールにとって重要な勝点3を確保した」と述べつつ、町野をプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出した。