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「主力選手を起用することができなかった」ACLE8強敗退のブリーラム、指揮官「国内リーグが最優先」。両立の難しさを口に

text by 編集部 photo by Getty Images

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オズマール・ロス
【写真:Getty Images】

ブリーラム・ユナイテッドのオズマール・ロス監督は試合後に何を語った?

 タイのブリーラム・ユナイテッドは現地時間26日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝でサウジアラビアのアル・アハリ・サウジFCと対戦。0-3で敗れ、ベスト8で敗退することとなった。試合後、オズマール・ロス監督が、国内リーグとの両立の難しさを口にした。AFC公式サイトが、27日に伝えている。

 

 リーグステージを6位で終え、ラウンド16ではジョホール・ダルル・タクジムFCを破ってサウジアラビアでの最終決戦に駒を進めたブリーラム。アル・アハリとの一戦では、4分にリヤド・マフレズにゴールを許すと、6分にはガレーノに追加点を奪われる。さらに30分には、ロベルト・フィルミーノにもゴールを奪われ、前半だけで3点のビハインドを負う。後半には、決定機を作ったが、最後までゴールは遠く。0-3で完敗を喫した。

 オズマール・ロス監督は「試合内容自体は悪くなかったと思う。ただ、国内リーグでの日程もあったため、最初から主力選手を起用することができなかった」と話したうえで、「我々にとって、国内リーグが最優先。来シーズンのチャンピオンズリーグ・エリートの出場権を確保するためには、最後の試合に勝たなければならない。ジッダへの長距離移動もあり、主力選手たちを守る必要があった」と苦しい胸の内を明かした。

 タイ・リーグでは、30日に控える最終節を残し、2位バンコク・ユナイテッドに勝ち点「1」差をつけて首位に位置しているブリーラム。国内での熾烈な優勝争いを演じている中で迎えた今回の一戦に、オズマール・ロス監督は難しさを正直に口にした。

「ファンの皆さんには、ベストメンバーでより良い試合をお見せできなかったことを謝罪したい。こうした決断を下すのは簡単ではなかったが、クラブとして達成すべき大きな目標がある。ここにいる選手たちは、その資格を十分に持っているし、我々は目標を達成するために、地に足をつけて努力し続けなければならない」

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【了】

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