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守田英正が1か月以上にわたる離脱から復帰
サッカー日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは現地時間27日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第31節でボアヴィスタFCと対戦。敵地で5-0の大勝を飾った。ポルトガルメディア『A BOLA』は、この試合で怪我から復帰した守田のパフォーマンスに及第点を与えている。
2位SLベンフィカと熾烈な優勝争いを繰り広げている首位のスポルティング。1か月以上にわたって欠場が続いている守田は、この試合ではベンチ入りを果たした。リーグ連覇に向けて、勝ち点を落とせないアウェイのスポルティングは、6分にエースのヴィクトル・ギェケレシュが先制点を奪うと、46分と50分にも背番号「9」がネットを揺らして、3点のリードを手にする。さらに、57分にはマキシミリアノ・アラウホにも得点が生まれ、4点差に。
大量リードを奪う中、69分には守田がピッチへ。3月16日にホームで行われた第26節のファマリカン戦以来の出場となった。その後、アウェイチームは後半アディショナルタイムにギェケレシュがこの試合4ゴール目を奪って試合は終了。敵地で5-0と快勝した。
同メディアは、リーグ戦5試合ぶりに出場した29歳の日本人MFに「6点」をつけ、「リズムを取り戻すための第一歩として、20分間のプレー時間が与えられた。短い時間ながらも、右サイドのギョケレシュに向けて正確なロングパスを通す場面があり、さらに相手ディフェンダーをかわす細かなタッチのドリブルも数回披露した」と寸評を綴っている。守田が戦列に復帰したスポルティングの次節は4日、藤本寛也が所属する14位のジル・ヴィセンテをホームに迎える。
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