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【写真：Getty Images】

鈴木彩艶の獲得に動くのか？

　イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、イタリア・セリエAのパルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶の獲得に関心を示しているようだ。英メディア『FOOTBALL TODAY』は28日に、ユナイテッドが今夏獲得すべき選手の1人として鈴木に注目した。

　ユナイテッドの正GKアンドレ・オナナは、今季失点に繋がるミスが目立ち、クラブは今夏の移籍市場で新しい守護神を探していると現地メディアは報じている。

　そんな中で、同メディアは、「ルベン・アモリム監督の下で大規模なチーム再編を計画しており、忙しい夏に備えている。改善すべきポジションをすでにいくつか特定しており、新しいGKを獲得することが最優先事項の1つだ」と述べた上で、今夏に獲得すべき5人のゴールキーパーについて言及した。

　名前が挙がっていたのは、ジョアン・ガルシア（エスパニョール）、バルト・フェルブルッヘン（ブライトン）、マイク・メニャン（ACミラン）、ディオゴ・コスタ（FCポルト）、そしてパルマに所属する鈴木の5人だ。

　そして、「鈴木はパルマに加入し、セリエAでプレーする初の日本人GKとして歴史に名を残した。運動能力に優れ、冷静沈着で、自信を持って自分のエリアを統率する」と言葉を続け、「プレッシャーの下での反射神経、パスの配球、冷静さで知られている。ユナイテッドは以前から鈴木の獲得に興味があると噂されており、若いチーム作りを目指す同チームにとって日本代表守護神の加入は賢明な選択肢となるだろう」と、鈴木のことを高く評価している。

　ユナイテッドは、ベルギーのシント＝トロイデンVVにレンタル移籍する前から、獲得に関心を示していたと過去に報じられていた。チェルシーやバイエルン・ミュンヘンなど、欧州のビッグクラブが関心を示していると現地でも注目されているが、今夏の移籍市場で悩める名門が獲得に動くかもしれない。