8位:イングランド代表

【写真:Getty Images】
監督:トーマス・トゥヘル
最新FIFAランキング:4位
2020年以降戦績:67試合43勝(勝率64%)
8位には、2020年以降に行われた67試合で43勝を記録しているイングランド代表がランクインした。
同国代表はタレント力で言えば世界屈指だろう。実際に『transfermarkt』が算出する市場価値ランキングでは常に1位であり、2023/24シーズンにプレミアリーグとブンデスリーガ、ラ・リーガで最優秀選手賞を受賞した各リーグのトッププレイヤーが揃う。
2020年以降の国際大会にフォーカスすると、ユーロ(欧州選手権)は2021年大会と2024年大会で準優勝と、2大会連続で決勝まで勝ち進み、カタールワールドカップ(W杯)はベスト8に進出。多くの試合を戦っている中でタイトル獲得こそ成し遂げることはできなかったが、それなりに結果を残していると言えるだろう。
ただ、それでも8位に甘んじているのは、勝てていない試合も多いから。痛恨だったのが2022年6月から9月にかけてのUEFAネーションズリーグ(UNL)での不調で、3分3敗と未勝利のままリーグAからリーグBへと降格となった。中でもホームでハンガリー代表に0-4の大敗を喫したのは彼らのポテンシャルを踏まえると、あってはならない結果だ。
このような勝ちそびれた試合で勝利を収めることができていれば、間違いなくトップ3にランクインしていただろう。選手の実力からすれば8位という順位はあまりに低すぎる。