6位:ポルトガル代表

【写真:Getty Images】
監督:ロベルト・マルティネス
最新FIFAランキング:7位
2020年以降戦績:64試合43勝(勝率67%)
6位には、2020年以降に行われた64試合で43勝を記録しているポルトガル代表がランクインした。
大エースと言えるクリスティアーノ・ロナウドは40歳となった今でも健在。ユーロ2024(欧州選手権)は無得点に終わったが、それ以降の試合では7試合で6ゴールを決めている。
精神的支柱とも言える彼がチームの軸であることは変わらないが、各ポジションに世界的なタレントが出てきているのはポルトガル代表にとって大きい。ルベン・ディアス、ベルナルド・シウバ、ブルーノ・フェルナンデスら経験豊富な選手に加えて、パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするヌーノ・メンデスやヴィティーニャらの台頭で世界に誇るスター揃いのチームとなった。
彼らを監督として指揮しているのが、就任3年目を迎えたロベルト・マルティネスだ。ベルギー代表での経験が豊富なスペイン人指揮官の下で、28試合21勝2分5敗、得点78と圧倒的な攻撃力を武器に勝利を積み重ねている。
特に戦力的な差が大きい格下との対戦では大勝するケースが多いが、一方でユーロのような戦力差のない相手にはやや苦戦を強いられることも。攻めあぐねた結果、逆にカウンターを喫して負けるというケースも多い。
今年3月からは新たにセットプレーコーチを招聘するなど、来年のワールドカップ(W杯)に向けていくつかの微調整を加えようとしている。