5位:日本代表

【写真:Getty Images】
監督:森保一
最新FIFAランキング:15位
2020年以降戦績:60試合43勝(勝率72%)
5位には、2020年以降に行われた60試合で43勝を記録している日本代表がランクインした。
現在の日本代表は史上最強と言っても過言ではないだろう。ほとんどの選手が海外組であり、遠藤航や三笘薫ら、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているクラブに所属している選手も多い。
2022年のカタールワールドカップ(W杯)ではドイツ代表とスペイン代表に勝利し、2026年の北中米W杯最終予選もダントツ首位で通過。8試合で6勝2分、24得点2失点と、予選レベルでは攻守に穴のないチームを作り上げている。
チームとしては間違いなく強くなっている一方で、2018年に発足した森保ジャパン体制で獲得したタイトルは、2022年に行われたE-1サッカー選手権のみである。AFCアジアカップカタール2023では優勝候補筆頭と期待をされながらもグループリーグでイラク代表に敗れ、準々決勝でイラン代表に敗戦。ベスト8で大会を去った。
サイドバックの高さ不足を突かれたアジアカップでの敗戦を受け、チームとしてより守備を安定させる目的もあって、最近は3バックを採用している。この形を来年のW杯に向けて成熟させるのか、それとも対強豪用に戦い方を変えるのか、残り1年弱の中での強化方法に注目が集まる。