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最も稼ぐのは? 欧州日本人選手、最新の高額年俸ランキング1〜10位。異国の地で認められている実力者たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:伊藤洋輝

サッカー日本代表DF伊藤洋輝
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年2月15日
推定年俸:378万ユーロ(約6億480万円)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 伊藤洋輝は、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで推定378万ユーロ(約6億480万円)の年俸を受け取っており、今回のランキング5位にランクインした。

 伊藤は2021年にジュビロ磐田からシュトゥットガルトに加入し、2023年の契約更新で250万ユーロ(約4億円)に昇給。さらに昨年夏のバイエルン加入で一気に現在の高額年俸に至った。

 しかし、今シーズンは試練の連続だった。プレシーズンで右足中足骨を骨折し、公式戦デビューは今年2月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・セルティック戦まで持ち越された。

 復帰後は第23節フランクフルト戦で移籍後初ゴールを挙げ、ヴァンサン・コンパニ監督から「重要な存在」と評価されたが、3月末のザンクト・パウリ戦で再び中足骨を骨折。主力CB離脱で期待がかかったものの、CL準々決勝インテル戦など重要な場面でプレーできなかった。

 378万ユーロという年俸はバイエルン内で20番目で、スター軍団におけるプレッシャーは相対的に低いが、ビッグクラブ1年目をほとんど負傷で過ごしたことは悔しさが残るだろう。

 チームはブンデスリーガ優勝を果たし、伊藤は日本人選手として史上5人目の同リーグ制覇という快挙を達成。ただし、本人にとっては満足感よりも複雑な思いが勝るかもしれない。来シーズンは完全復活を遂げ、真価を発揮し、名門での地位を確立する姿が期待される。

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