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最も稼ぐのは? 欧州日本人選手、最新の高額年俸ランキング1〜10位。異国の地で認められている実力者たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:南野拓実

南野拓実
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日
推定年俸:391万ユーロ(約6億2560万円)
所属クラブ:モナコ(フランス)
24/25リーグ戦成績:29試合5得点3アシスト

 南野拓実はフランス・リーグアンのモナコで推定391万ユーロ(約6億2560万円)の年俸を受け取り、欧州5大リーグでプレーする日本人選手の年俸ランキングで4位につけた。

 南野はセレッソ大阪からヨーロッパに渡り、ザルツブルク、リバプールを経て、2022年夏にモナコへ加入。当初は期待に応えられなかったが、ザルツブルク時代の師であるアドルフ・ヒュッター監督が就任した2年目の2023/24シーズンには、リーグ戦9得点6アシストと輝きを取り戻し、チームの攻撃を牽引した。

 懸念点があるとすれば、今季は波のあるシーズンを過ごしていることだ。

 リーグ開幕戦で得点を挙げたものの、その後は沈黙が続いた。2月のナント戦で1得点2アシストと復調気配を見せ、以降1カ月は得点に絡む場面が増えたが、サッカー日本代表として出場した3月シリーズで不振に終わり、フランス帰国後は再び得点から遠ざかった。

 それでも、第32節サンテティエンヌ戦ではゴールの起点となり、フランスメディア『Maxifoot』では10点満点中「6」の比較的高評価を受けた。

 ヒュッター監督は引き続き指揮を執っているが、2年目のインパクトと比べるとやや物足りなさは否めない。年俸391万ユーロはクラブ内トップタイということを踏まえると、残りシーズンでのさらなる奮起が期待される。

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