UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

アーセナル、タイトル獲得が近づいたが…

　UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）準決勝2ndレグ、パリ・サンジェルマン（PSG）対アーセナルの試合が現地時間7日に行われ、アーセナルは1-2の敗戦。この結果、2戦合計1-3でアーセナルは準決勝敗退となり、アーセナルOBのマシュー・アップソン氏がチームの改善を要求した。英メディア『BBC』が7日に報じている。

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、ミケル・メリーノやガブリエウ・マルティネッリ、ブカヨ・サカなどを先発起用。27分にはPSGのファビアン・ルイスに先制点を決められてしまう。69分にはアーセナルのGKダビド・ラヤが相手のPKをセーブして失点を回避するも、72分にはPSGのアクラフ・ハキミに追加点を許した。対するアーセナルも76分、サカの得点で1点差に詰め寄るが、相手に逃げ切られてアーセナルは1-2で敗れている。

　何度もアーセナルに決定機は訪れたが、ゴールは1点だけにとどまった。アップソン氏は「アーセナルにとっては受け入れ難い結果だ。また準決勝で敗退してしまった。少し癖になってきていて、それは良くない傾向だ。この試合では、彼らの良さが全くでていなかった。アルテタがアーセナルに施してきた数々の改革には、多くのポジティブな要素があるし本当に良いチームだ。しかし、次のステップに進むには、もっと細かな部分を突き詰めていく必要がある。一番大きな課題は、ゴールを量産できる選手がいないこと。そのような選手がいれば、サカやマルティネッリにより多くのスペースが生まれるはずだ」と指摘している。

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