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板倉滉にバイエルンが接触

　ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）に所属するサッカー日本代表DF板倉滉は、バイエルン・ミュンヘンから関心を抱かれている。しかし、移籍する場合、マンチェスター・シティが優先権を保有しているという。ドイツメディア『Sport.de』が現地時間7日に報じた。

　バイエルンは今季センターバックに負傷者が相次いだことで、守備陣の再編を進めており、そのターゲットの1人が板倉だという。ボルシアMGとの契約には1050万ユーロ（約16.8億円）の契約解除条項が存在し、比較的安価に獲得可能な点も魅力とされている。

　また、幹部陣はすでにマネジメントと接触を図っているとされ、交渉が水面下で進行している可能性がある。ボルシアMGのスポーツダイレクター（SD）のローランド・フィルクス氏が「退団は想定している」とも話した。

　バイエルン移籍が近づきつつあるが、かつて在籍していたシティ（レンタルで他クラブへ移籍のため出場なし）は“マッチング・ライツ”を保持しており、他クラブの提示額に応じて獲得権を優先的に行使できる立場にあるとされている。

　ボルシア・ドルトムントも興味を持っていると伝えられ、複数クラブが争奪戦を繰り広げる可能性が高い。果たして、日本代表DFは新天地をどこに選ぶのだろうか。

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