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【写真：Getty Images】

守田の去就はどうなる？

　ポルトガル・プリメイラ・リーガのスポルティングCPに所属する守田英正の獲得に、サッカー日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが関心を示しているとの噂が持ち上がっている。ポルトガルメディア『Maisfutebol』は8日に、クラブが守田の今夏の退団を認めない可能性があると伝えた。

　昨季はリーグ戦29試合に出場して、2ゴール4アシストを記録した守田。クラブの主力選手の1人として、ポルトガルリーグのタイトルを獲得する原動力になった。今季も、リーグ戦21試合に出場して2ゴール3アシストという数字を残している。

　同メディアは、「契約延長交渉がうまくいかなかったにも関わらず、スポルティングは次回の市場で守田を格安で売却しないと決定した」と述べた上で、守田とクラブの現状について次のように述べている。

「スポルティングは、フリーで日本代表選手を失う大きなリスクを負っても、契約終了（2026年6月）まで引き留めるつもりだという。クラブの考えは、今シーズンの終わりに再び守田と話し合いを試みることだ。何よりも、来シーズンに最大限起用することを検討している。舞台裏での関係は非常に良好であり、契約延長を行うことに必死になる必要はない」

　また、「守田はポルトガルで幸せに暮らしているが、もっと競争の激しいリーグ、特にイングランドのサッカーで経験を積むことを夢見ている」と述べつつ、「現時点では、この日本人ミッドフィールダーに対して海外から具体的なオファーはない」と、リーズの関心はあくまでも噂であると強調した。

　クラブにとっては、主力で活躍する守田を格安の移籍金で放出するよりも、契約を満了してフリーで退団してもらう方が都合が良いと考えているようだ。果たして、今夏の移籍市場でリーズはスポルティングが納得するオファーを出すのか、守田の去就に注目が集まりそうだ。

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