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【写真：Getty Images】

上田綺世のライバルを獲得？

　サッカー日本代表FW上田綺世が所属するオランダ・エールディヴィジのフェイエノールトは、今夏の移籍市場で新たなストライカー獲得を検討しているようだ。オランダメディア『VOETBAL NIEUWS』は7日に、フェイエノールトが獲得に動く可能性のある選手について報じている。

　フェイエノールトに所属する上田は、今季リーグ戦18試合に出場して6ゴール1アシストを記録。ここ数年チームのエースストライカーとして活躍していたFWサンティアゴ・ヒメネスの移籍、2月には元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ氏の監督就任など、チームの体制に大きな影響を及ぼす変化があったことで、25年に入ってから徐々に出場機会を増やしている。

　同メディアは、「ヒメネスが退団した現在、フェイエノールトは依然として上田の後継者、そしてライバルとなる選手を探している」と前置きし、ターゲットの1人として、トルコ・スュペル・リグのギョズテペSKに所属するFWホムル・カルドーソの名前があがっていると伝えた。

「名前があがったのは、ホムル・カルドーソだ。フェイエノールトのテクニカルマネージャーが、ギョズテペのギュルセル・アクセル・スタジアムで目撃されている。昨年の夏にも獲得を望んでいたが、トルコのクラブは扉を閉ざしていた。アヤックスもスカウトを派遣したという」

　現在23歳のカルドーソは、今季リーグ戦26試合に出場して11ゴール6アシストを記録。同メディアは、「身長と強さは空中戦で危険をもたらし、サッカーをするための技術と視野も備えている」と述べた上で、「彼の成績は、単なるフィニッシャーではなく、アシストとしても価値があることを強調している。フェイエノールトにとって、貴重な補強となるだろう。ビルドアップでも貢献できる現代的なストライカーだ」と、クラブが求めているスキルをもつことから、移籍に向けて本腰を入れる可能性は高いと指摘した。

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