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【写真：Getty Images】
大一番を前に伊東が復帰？
フランス・リーグアン第33節、スタッド・ランス対サンテティエンヌの試合が現地時間10日に行われる。ランスに所属するサッカー日本代表FW伊東純也は、怪我から復帰して残留をかけた大一番に出場できる見込みのようだ。フランスメディア『union』が9日に報じている。
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今季の伊東は、リーグ戦31試合に出場して4ゴール3アシストを記録。クープ・ドゥ・フランス（フランス杯）では、48年ぶりに決勝進出を決めたチームの中心選手として活躍した。しかし、伊東は4月27日の第31節モンペリエ戦で足首を負傷。その後、第32節のニース戦は負傷の影響か欠場しており、今季中の復帰が間に合うのか心配の声もあがっていた。
チームを率いるサンバ・ディアワラ監督は、サンテティエンヌ戦を前にした前日記者会見で、「伊東純也は復帰する。出場できない選手は、モハメド・ダラミー、レダ・カドラ、ヤヤ・フォファナだ。その他の選手は、全員が出場できる」と、チームの状況について明かしている。
同メディアは、「リーグ・アン残留を懸けた重要な試合を前日に控えるランスにとって、明らかに良いニュースだ。足首を負傷したこの日本人ストライカーは、サンテティエンヌ戦に間に合うだろう」と、伊東が復帰濃厚であると伝えた。
32試合を消化した時点で、ランスは勝点33の13位につけている。一方で、サンテティエンヌは勝点27で自動降格圏の17位だ。仮に、この試合で引き分け以上であれば、ランスは16位以上が確定する。しかし、降格プレーオフ圏内の16位ル・アーヴルとは2ポイント差だ。また、最終節で対戦するのは5位のリールとなっている。そのため、残留を確実のものとするためにもサンテティエンヌを撃破して3ポイントを手にしたい。
データサイト『FBRER』によると、今季の伊東はキーパス80回でリーグアン1位、シュートクリエイトアクション（シュートにつながったドリブルやパスなど）は126回でリーグ2位の数字を残している。リーグでもトップクラスの数字を残している伊東の復帰は、ランスの残留に向けて大きな後押しとなるだろう。
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