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かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは5月14日時点。
5位:伊藤洋輝
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年2月15日
推定年俸:378万ユーロ(約6億480万円)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト
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伊藤洋輝は、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで推定378万ユーロ(約6億480万円)の年俸を受け取っており、今回のランキング5位にランクインした。
伊藤は2021年にジュビロ磐田からシュトゥットガルトに加入し、2023年の契約更新で250万ユーロ(約4億円)に昇給。さらに昨年夏のバイエルン加入で一気に現在の高額年俸に至った。
しかし、今シーズンは試練の連続だった。プレシーズンで右足中足骨を骨折し、公式戦デビューは今年2月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・セルティック戦まで持ち越された。
復帰後は第23節フランクフルト戦で移籍後初ゴールを挙げ、ヴァンサン・コンパニ監督から「重要な存在」と評価されたが、3月末のザンクト・パウリ戦で再び中足骨を骨折。主力CB離脱で期待がかかったものの、CL準々決勝インテル戦など重要な場面でプレーできなかった。
378万ユーロという年俸はバイエルン内で20番目で、スター軍団におけるプレッシャーは相対的に低いが、ビッグクラブ1年目をほとんど負傷で過ごしたことは悔しさが残るだろう。
チームはブンデスリーガ優勝を果たし、伊藤は日本人選手として史上5人目の同リーグ制覇という快挙を達成。ただし、本人にとっては満足感よりも複雑な思いが勝るかもしれない。来シーズンは完全復活を遂げ、真価を発揮し、名門での地位を確立する姿が期待される。
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