「みんな“笑うしかない”という感じですね」
――88分、日本はいい位置からのFKです。
「いいボールでしたが、惜しかったですね」
――アディショナルタイムに、日本はゴールを許してしまいました!
「あり得ないです」
――アジズ・ベヒッチのゴールでした。今の日本の守備はどうでしたか?
「特にミスから生まれたことではないと思いますが、何かちょっと甘かった感じがありますね」
――瀬古が、クロスを出した選手に対して、前を向かせてしまいましたが、あのプレーはどうでしたか?
「いや、ただのアクシデントですね」
――ベヒッチのシュートを褒めるべきでしょうか?
「シュートは非常に良かったです。それに対しては文句を言えません」
――ここで試合が終了しました。日本代表は、最終予選で初めての黒星です。敗戦の原因は何でしょうか?
「原因はないですね。Cチームですし、絶対に勝つという必要がなかったわけですから。作ったチャンスをモノにしなかったということはありましたが…」
――サッカーの怖さを感じました。
「その通りです。こういうことが起こり得るからこそ、サッカーが世界一のスポーツなんです!」
――今日の試合で一番印象に残った選手は誰でしょうか?
「鎌田は良かったし、ワイドの俵積田と平河もいい場面を作りました」
――注目されていた藤田のプレーはどうでしたか?
「いつものように冷静でプレーしていましたが、特に大きな貢献はなかったですね」
――オーストラリアのメディアは、お祭り騒ぎですか?
「みんな“笑うしかない”という感じですね」
――インドネシア戦はどのように戦うべきでしょうか?
「特に落ち込む必要はないと思います。今日は負けてしまいましたが、試合内容は悪くなかったです。インドネシア戦は立ち上がりに先制点を取れれば、早く切り替えられると思います!」
――前節のサウジアラビア戦に続き、2試合続けて無得点です。
「確かに、それは間違いなく課題ですが、“勝たなくて良い”試合はもちろんないですが、この2試合は、“勝つ必要がなかった”試合でした。それも2試合で無得点に終わった原因であると思います」
――インドネシア戦は誰が出場するか予想が難しいですが、期待したい選手は誰でしょうか?
「どのメンバーで戦うか予想しづらいですが、今日良いパフォーマンスを見せた平河はまた見たいですし、レギュラーの遠藤航や久保、鈴木彩艶が復帰すれば安定感が戻ると思います」
――本日もありがとうございました。
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。『ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録』『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。
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【了】