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【写真:Getty Images】
オーストラリアの勝利に現地の反応は?
サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)で第9節でオーストラリア代表と対戦した。試合は0-1で日本代表が敗れている。オーストラリアメディア『ABC News』は現地時間6日に、オーストラリア代表チームが16年ぶりに日本に勝利したことを伝えた。
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すでに本大会への切符を手にした日本は、三笘薫や堂安律など常連メンバーは招集せずに6月の2連戦に臨んだ。この試合では、MF佐野海舟や鈴木唯人が先発している。DF関根大輝、MF俵積田晃太、MF平河悠なども代表デビューを飾った。
大幅にメンバーを入れ替えた影響が大きかったのか、日本は試合を通してフィニッシュの精度を欠いてしまう。ゴールを奪えずに時間だけが過ぎていくと、試合終了間際にオーストラリアDFアジズ・ベヒッチに先制点を献上してしまった。結局、そのまま試合は終了し、1-0でオーストラリアが勝利している。
同メディアは、「日本に勝利した。方法はさほど重要ではない」と前置きし、この一戦について次のように振り返っている。
「何世代にもわたる慎重な計画と組織的発展が実を結び、日本の2軍チームがオーストラリアを相手にどれほど上回っているかを示す好例となった。ハーフタイムの時点で、日本はボール支配率71パーセントを誇り、ほとんどボールを保持できなかったオーストラリアのほぼ2.5倍のパスを成功させた」
そして、「物語は、日本の非の打ちどころのない素晴らしさについてではなく、むしろオーストラリアの勇気についてのものになり始めた」と述べた上で、「そうなると、これをオーストラリア人の根性が日本のスタイルに勝利したと形容するのは魅力的ではないだろうか」と、粘り強い守備で日本にゴールを許さずに、1点をもぎ取って勝利したオーストラリアを称賛している。
また、「トニー・ポポヴィッチ監督の守備の素質と、大陸最大のライバルにあらゆる方面で打ちのめされながらも勝利を守り抜いたことからくる信念を考えればどうだろうか?それは貴重なものと言えるかもしれない」と、本大会に向けても大きな勝利だったことを強調した。
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