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6月シリーズに臨むサッカー日本代表メンバーに、18歳の佐藤龍之介が招集された。10代でのデビューなるか注目が集まる。では、かつて若くして日の丸のユニフォームを着用し、ピッチに立ったのは誰なのか。今回は、とくにインパクトの大きかった5人をピックアップして紹介する。
MF:小野伸二(おの・しんじ)

【写真:Getty Images】
生年月日:1979年9月27日
日本代表デビュー:1998年4月1日 対韓国代表
当時の年齢:18歳6カ月9日
日本代表通算成績:56試合6ゴール6アシスト
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日本が誇る天才・小野伸二は、10代でサッカー日本代表デビューを果たした代表格と言っていいだろう。。
小学生時代から「天才」と称され、各年代の日本代表としてプレーしてきた小野は、清水商業高校卒業後に浦和レッズでプロキャリアをスタート。初年度から、多くの試合でスタメン起用され、、チームの中心として10代とは思えぬ存在感を放っていた。
そんな小野は、当時日本代表を率いていた岡田武史監督の目にとまる。1998年4月、FIFAワールドカップ2002の共同開催を記念した韓国代表との国際親善試合に臨むメンバーに選出されたのだ。そして、65分に北澤豪との交代でピッチに入り、待望の日本代表デビュー。試合は1-2で敗れたが、若き才能が新たな一歩を踏み始めた歴史的な瞬間だった。
そのすぐ後に開催されたフランスW杯で、三浦知良らの衝撃的な落選もあった中、小野はメンバー入り。グループリーグ第3戦のジャマイカ代表戦でピッチに立ち、堂々たるプレーを披露した。18歳と272日でのW杯出場は、今日に至るまで破られていない、日本史上最年少記録だ。
1999年に行われたシドニーオリンピック(五輪)のアジア予選で、危険なタックルを受け大怪我を負った小野は、その後のキャリアを怪我とともに歩むことになった。それでも、日の丸を背負いながら戦い続け、2002年の日韓W杯では史上初のベスト16入りに貢献。その4年後のドイツW杯メンバーにも名を連ね、チームを牽引している。
2023年に現役を退いた小野は、日本代表で通算56試合に出場。早くから注目を浴び、相当なプレッシャーもあったはずだが、最後まで押し潰されることはなかった。まさに、サッカー史に名を残すレジェンドだ。