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最高額は誰に!? サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング6〜10位。トップ10入りを果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:中村敬斗(なかむら・けいと)

中村敬斗
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年7月28日
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
24/25リーグ戦成績:32試合11ゴール2アシスト
日本代表通算成績:17試合8ゴール1アシスト
最新市場価値:800万ユーロ(約12.8億円)

 サッカー日本代表の最新メンバー市場価値ランキングで7位となったのは、チーム屈指の決定力を誇る中村敬斗だ。

 左ウイングを主戦場とする中村は、森保ジャパンおよび所属クラブのスタッド・ランスで非凡なゴールセンスを披露してきた。斜め45度から美しい弧を描くシュートを沈める様は、アレッサンドロ・デル・ピエロやティエリ・アンリら、往年の名手たちになぞらえて“敬斗ゾーン”と称されることもある。

 中村の市場価値は800万ユーロ(約12.8億円)の値を付けているが、2023年10月に記録した自己最高額の1200万ユーロ(約19.2億円)からは下落している。ただ、これはスタッド・ランスの来季リーグ・ドゥ降格が確定したことが多分に影響している。降格の責任が中村だけにあるわけもなく「市場価値ダウン=選手としての本質的な価値の喪失」にはつながらない。

 スタッド・ランスの2部降格を受けて、おそらく今夏には他クラブによる“中村争奪戦”が勃発するだろう。すでにフランスメディア『Foot Sur 7』は6月2日(現地時間)に、マルセイユやニースといったクラブが中村の獲得を画策していることを報道した。

 同国メディア『XtremLimit』も「この日本人の評価を急上昇させる可能性を秘めている」と、新天地への旅立ちが中村の市場価値を押し上げるだろうと分析している。数カ月後、日本代表の最新メンバー市場価値ランキングではより上位に中村の名前があるかもしれない。

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