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最高額は誰に!? サッカー日本代表、最新メンバー市場価値ランキング6〜10位。トップ10入りを果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:渡辺剛(わたなべ・つよし)

渡辺剛
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月5日
所属クラブ:ヘント(ベルギー)
24/25リーグ戦成績:34試合2ゴール2アシスト
日本代表通算成績:4試合0ゴール0アシスト
最新市場価値:900万ユーロ(約14.4億円)

 サッカー日本代表の最新メンバー市場価値ランキングでトップ5入り目前の6位に食い込んだのは、ベルギーの地で自己研鑽に励み続けている渡辺剛だ。

 渡辺のプレーレベル向上と欧州挑戦を切り離して語ることはできない。2022年1月にコルトレイクに完全移籍で加入する前まで、この守備職人はFC東京で着実に出場機会を増やしていた。手にしかけた安定を捨ててまでベルギーに旅立った背景には、選手としての飽くなき進化への欲求があったからだと推察できる。

 コルトレイクで主力センターバック(CB)の座を射止めた渡辺は、2023年7月にベルギーの名門・ヘントに活躍の場を移す。ここでもレギュラーCBとして守備陣を支えたことで、渡辺の市場価値は急上昇。ヘント加入直後の2023年10月に450万ユーロ(約7.2億円)の値を付けていた価値は、現在では900万ユーロ(約14.4億円)まで上昇している。

 186cmの長身を活かした空中戦の強さだけでなく、ハイライン戦術にも適応できる足元の技術力とサッカーIQの高さを兼ね備えている点は、渡辺の大きな強みだ。

 ベルギーからのステップアップ、たとえば欧州5大リーグへの飛躍が実現すれば、市場価値はさらに高騰していくだろう。すでにFIFAワールドカップ本大会出場を決め、新戦力と共に6月シリーズを戦っている日本代表でアピールに成功すれば、今夏の移籍の扉がより開けてくるかもしれない。

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【了】
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